空間更新手法“TRADE ”の開発

2014年9月12日(金)〜14日(日)に神戸大学で開催された「2014年度日本建築学会大会(近畿)」で、パネルディスカッション『空間更新手法“TRADE ”の開発』を実施しました。

本パネルディスカッションは、日本建築学会において、2013年4月~2015年3月までの期間に設置された「空間更新手法“TRADE”の開発研究[若手奨励]特別研究委員会」の活動報告および議論を行うもので、すでに都市建築や緑地計画分野で実践されているトレードの類似事例や、価格のつけられない人やモノ等の最適配置を実践する「マーケットデザイン」理論などの解説をし、 それらを踏まえた具体的なケーススタディについて議論しました。

日時 :2014年9 月12日(金) 13:30 ~ 17:00
会場 :神戸大学国際文化学部K601室

司会 :落合正行(日本大学)
副司会 :雨宮知彦(千葉大学)
記録 :小林国弘(コバヤシクニヒロデザイン)

  1. 趣旨説明:照内創(SO & CO.)
  2. 主題解説:
    ❶他分野で見られるトレードの事例 小林国弘(前掲)
    ❷現在の都市開発におけるトレードの取組と展望 土橋悟(都市環境研究所)
    ❸大都市郊外の緑地計画とトレーディングシティ 寺田徹(東京大学)
    ❹マーケットデザインの成果と展望 安田洋祐(大阪大学)
    ❺トレーディングシティ・トレードの可能性 雨宮知彦(前掲)
  3. 討論  :主題解説者に加え、 前田尚武(森美術館) 須之内元洋(札幌市立大学) 川上恭輔(NTT ファシリティーズ)
  4. まとめ :落合正行(前掲)