文京区千石三丁目に立地する昭和40 年竣工の1階が店舗、2階が共同住宅からなる木造建築物の1階部分を「地域の多機能な居場所」として改修するプロジェクトである。文京区社会福祉協議会を中心に、地区の町会や医療機関、福祉団体、活動企業/団体、区等の実際の場の担い手、支援主体となるメンバーで実行委員会、改修ワーキングを組織し、ワークショップ形式で議論を深めた。
 the TRADING CITYは、「文京区空き家活用居場所づくりプロジェクト」と連携しつつ、建築物の耐震改修や使い方と空間のつくり方に関する専門的見地からのアドバイス、改修プランのたたき台の作成、プロジェクトの推進に関する総合的サポートを担っている。(2020年5月竣工予定)

この大きさの部屋3室を改修。基礎の立ち上がりと独立柱が室内に現れている